狭間について。

2017年2月8日 23:26

理想と現実の狭間。
部屋を片付けたいけど片付けられない。
優しくなりたいけどなれない。
可愛くなりたいけどなれない。
痩せたいけど食べたい。
映画見たいけどお金ない。
早く寝たいけど寝れない。
小さいのも大きいのも、
くだらないのもそうでないのも
（大体はくだらないけど）
たくさんある
理想と現実の狭間で、
私たちは生きている。
その狭間を少しでも埋めようと
頑張っているのだ。
日々、悩むのだ。
頭を抱えて。
理想とかけ離れた
現実の自分や世界に絶望するのだ。
その狭間は、ひどく酷い。
その狭間が理由で頬が濡れる、
そんなことは星の数ほど。
テンションガタ落ちだ。
だから、ついさっき、イヤホンをして、
耳に悪くないようそこそこのデカイ音で
ノリノリの曲を聴いて
ノリノリで口パクをしながら踊りまくってきた。
楽しかったぜ、元気出たぜ。
気分は渡辺直美だぜ。
ああ、音楽は素晴らしい。
でも、頭を抱えてる親友をみて、
なぜかふと思う。
もしかしたら
その狭間が
その隙間が
私たちを
生かしている
私たちを生かす原動力に
なっているのではないか。
大げさに言ったら、
希望なのではないか。
私たちは
その希望を胸に布団に入る。
明日を迎える。
歯を磨く。
理想へと近づくために。
理想と現実の狭間は、
ネガティブなものではなくて、
実は思いっきり、
ポジティブなものなのではないか。
あ、やっぱり違うかな。
カッコつけてるだけだ。
本当ははなーんもカッコよくない。
笑っちまうぜ。
でも、とにかく、
理想と現実の狭間が
あまりにも大きすぎて
くだらなすぎて
とても悲しいので
私はカッコよく、そう思うことにする。
理想と現実の狭間を胸に、今から寝る。
おやすみなさい。