アノトキドキの備忘録

随分昔のオモイの掃き溜め。自己満足なので悪しからず。

2019-09-22から1日間の記事一覧

なりたい

2018.01.25 0:51 知らぬ間に降った雪が 粉砂糖のように さらさらと降り積もる あたしの心にも 言葉にできない ふらふらとしたものが 降り積もってるのかな 凍りついた空気が 擦り傷を負った肌に沁みる 吹きつける風が あたしを何処かへ運んで 孤独な快感が …

偽者

2018.01.21 0:20 幾度となく 紙の上の人や フィルムに刻まれた人 画面の向こう側の人に 救われてきたけど それは皆ホンモノで 偽物だけどホンモノなのだそれなのに 地獄ちっくな現実を 這って進む私は 偽者溶け始めた身体に 刻み込まれてる傷が そう言うんだ…

日常

2018.01.19 0:21 彼はたしか 日常が攻めてくる って言ってたな 時間は進むのみ どんなに願っても 今日のままで居たくても 日は沈んでまた上る 明日が 日常が 攻めてくる いやな世の中だ 非情な日常は あたし達を襲う そのなかで 自身を取りこぼす 無常の世界…

2017.12.19 22:17 虚構でもいいじゃないか寂しくなんかはないさ耳を塞いだ音楽と目を瞑った本があるならば私はどこにでも行ける何にでもなれるのさ君はそれを知らないのだろう知ろうともしないんだろう現実と虚構をさまよい惑う私たちこれでいいわけはないけ…

酔う

2017.12.08 0:11 深夜の熱 凍った窓の外から 酔った声が 聞こえる その声は 妙に楽しそうで 切なそうで 酒に逃げる大人を 恨めしく思う わたしは ただのクソガキ LEDの暖かさが 目に滲む さあ、踊ろうぜ いつかの真夜中に そう叫んだ彼は 決して酔えない彼は…

2017.12.07 23:32 そこにあるのは 『無』そして あたしはずっとこのまま 『無』のままファンタジーを 探し求めてリアリティに 絶望するいつしか それを 受け入れるしか 道は残されず自分の心を 『無』にしてリアリティに 身を埋める

あ、

2017.12.01 23:45 眩しい太陽が 照りつける素肌の 温度に差があっても きっと 立ちすくんだ足から 地に伝わる熱にも 差があって 目まぐるしく 手を伸ばした先の 星が廻っても 本棚の奥深くに 埃を被った想いは 変わらないだろう カラスに持ち去られた あの日…