アノトキドキの備忘録

随分昔のオモイの掃き溜め。自己満足なので悪しからず。

眠気

2018.01.31 23:55


今夜は
すごく冷え込んで
赤銅色の月光に
溶け残った雪の
反射した煌めきが
脳裏に焼きつく
だからって
なにがどうなるわけじゃない
この彼もあの彼も
みんな幻を見てる
群衆のパワーによって
塗り固められた嘘を
全くの虚像を
信じきってる
刻一刻と迫る時
そのとき私は
なにができるのだろう
彼女のように
覚悟を決められるのだろうか
たとえ崖っぷちに
追い込まれたとしても
知らないふりをする私に
決断などできるのだろうか
だんだん減る未来と
今日も生まれる未来が
交錯する真夜中
私は布団に入り
知らんぷりするだけなのだ